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No.181 August.28, 2021
 
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大興安嶺
 
目 録
ニュース
第13回BRICS知的財産権長官会合が開催
中国・シンガポール特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトを再度5年延長、再利用型PPH協力モデルを追加
中国・カナダ特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトを再度5年延長
集佳の最新動向
集佳パートナーである杜燕霞氏が2021年中国国際サービス貿易交易会「マドリッド制度普及促進シンポジウム」に出席
集佳パートナーの趙雷弁護士が「中国ファッション産業知的財産権大会2021」に出席
互いに助け合い、困難を乗り切ろう|集佳が河南省の豪雨災害復興に10万元を寄付
 
 
ニュース

 
第13回BRICS知的財産権長官会合が開催

 

  8月25日、第13回BRICS知的財産権長官会合ビデオ会議が開催された。中国国家知識産権局(CNIPA)の申長雨局長、ブラジル産業財産庁(INPI)のクラウジオ・ヴィラール・フルタード長官、ロシア連邦特許庁(ROSPATENT)のグレゴリー・イヴリエヴ長官、南アフリカ共和国企業・知的財産登録庁のロリー・ヴォッレル長官が会議に出席した。会議は主催側であるインド特許意匠商標総局(CGPDTM)のラトゥヌー局長が主宰した。

  会議では、5か国の局長(長官)が「BRICS知的財産権当局協力ロードマップ」における5か国当局主導プロジェクトの進捗および次の段階の業務計画を共に聞き取り、デジタル技術およびその他新興技術の応用を重点に、それぞれの成功例を共有し、今後の協力の可能性について意見交換を行った。

  2012年にBRICS知的財産権協力がスタートして以降、BRICS5か国の知財当局はすでに知的財産権意識の向上、人員研修、審査官交流、商標・意匠などの8つの分野で一連の実務協力を行い、実りの多い成果を収めている。2022年には、中国国家知識産権局(CNIPA)が議長を引き継ぎ、BRICS知的財産権協力関連会合を主催する。

  (出典:国家知識産権局政務WeChat)

 
 
中国・シンガポール特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトを再度5年延長、再利用型PPH協力モデルを追加

 

  「中国国家知識産権局(CNIPA)とシンガポール知的財産庁(IPOS)の特許審査分野における協力深化に向けた特許審査ハイウェイ試行プロジェクトの延長」に基づき、中国・シンガポール特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトが2021年9月1日から2026年8月31日まで5年間延長される。

  今回延長された中国・シンガポールPPH試行プロジェクトでは、再利用型PPH(PPH Mottainai)協力モデルが追加された。出願人は後に特許出願をした庁から先に出た審査結果に基づき、中国・シンガポール当局にPPHを申請することができるというもので、関連の要件と手順は新版の中国・シンガポールPPHガイドラインに準ずる。

  中国国家知識産権局は2013年9月1日にシンガポール知的財産庁とのPPH試行プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは2021年8月31日までに3回延長されている。

  (出典:国家知識産権局ウェブサイト)

 
 
中国・カナダ特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトを再度5年延長

 

  中国国家知識産権局(CNIPA)とカナダ知的財産庁(CIPO)との共同決定に基づき、中国・カナダ特許審査ハイウェイ(PPH)試行プロジェクトが2021年9月1日から2026年8月31日まで5年間延長される。両国当局へのPPH申請に関する要件と手順に変更はない。

  中国国家知識産権局は2013年9月1日にカナダ知的財産庁(CIPO)とのPPH試行プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは2021年8月31日までに2回延長されている。

  (出典:国家知識産権局(CNIPA)ウェブサイト)

 
 
集佳の最新動向

 
集佳パートナーである杜燕霞氏が2021年中国国際サービス貿易交易会「マドリッド制度普及促進シンポジウム」に出席

 

  9月3日、北京市知識産権局と世界知的所有権機関(WIPO)中国事務所主催の「商標先行による中国企業『海外進出』の支援――マドリッド制度普及促進シンポジウム」が北京の国家会議センターで開催された。今回のシンポジウムは2021年中国国際サービス貿易交易会の重要なイベントの一つで、集佳パートナーである杜燕霞氏が招かれ、基調講演を行った。

  杜氏は「出願人がマドリッド協定議定書による国際出願を行う際のアドバイスと実用的なテクニック」について解説した。続いて行われたハイレベルセッションにも参加し、マドリッド制度の今後の傾向や最新の動向、関連業務をめぐりパネリストらと意見を交わし、ブランドのグローバル運営や保護などの取り組みについて議論した。これらは中国ユーザーの国際商標登録制度に関する認識や理解、知的財産権をめぐる企業の海外戦略や保護意識の向上につながる。

 
 
集佳パートナーの趙雷弁護士が「中国ファッション産業知的財産権大会2021」に出席

 

  9月12日、中華商標協会、中国服装設計師協会(中国アパレルデザイナー協会)共同主催の中国ファッション産業知的財産権大会2021が北京で開催された。今大会のテーマは「ファッション産業における知的財産権保護の国際的視野」。集佳パートナーである趙雷弁護士が大会に招かれ、知的財産権をめぐる中国ファッション企業の海外戦略についてパネリストらと議論した。

 
 
互いに助け合い、困難を乗り切ろう|集佳が河南省の豪雨災害復興に10万元を寄付

 

  中国河南省で7月後半に、記録的な豪雨により広範囲に大きな被害が出たことを受け、集佳はすぐさま災害支援の呼びかけに応じ、首都知的財産権サービス業協会を通じて、救援・復興支援金として河南省の被災地に10万元を寄付した。集佳の従業員も多くがすぐさま思いやりの気持ちから自発的に寄付や物資の寄贈を行い、被災した人々の復興に支援の手を差し伸べた。